キットプランニングのできること

特別ご開帳 蔵王権現様(金峯山寺)

32587恒例の奈良県吉野 金峯山寺で開催される蔵王権現様の特別ご開帳に行ってまいりました。
金峯山寺は日本における修験道の根本道場であります。本尊は蔵王権現様、開基(創立者)は役小角様です。
この特別ご開帳は、一般参拝と違い、吉野のお宿に宿泊した参拝者が参加できます。何が特別なのか。
それは、夜の8時から儀式が開催され、さらにお堂の扉をしめ切って開催されます。そうなのです。密室で行われる勤行なのです。
だから全国から信者の方や観光の方々が大勢ご参拝に来られます。 
今回も相当な人数が参加されていました。

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開始30分前に金峯山寺前に集合し、金峯山寺の修験道僧の先導に従ってお堂に入ります。
私が参拝する日は、なぜかいつも満月に近く、宿から金峯山寺に向かう通りが月明りでとても幻想的です。 
参道のお店には提灯が飾られていて、金峯山寺に近ずくといよいよだぞ。という わくわく感でいっぱいです。

予定時間になると、修験道の行者の方が2名ほら貝を吹きながら先頭に立ち、我々はお堂の階段を上っていきます。
みな神妙にそろそろと修験道の行者方々に従ってお堂に入っていきます。
お堂の中は、ろうそくの明かりしかありません。静寂と畏怖の空気が「凛」とお堂の中に充満しています。

修験者の方の簡単な儀式次第の説明の後 儀式がはじまります。 お堂内はしーんと静まり返り静寂した空気が参拝者をやさしく包みます。
大きなかねが叩かれ お堂の中はその振動でいっぱいになります。鐘の高音のあと甲高いビーンビーンという振動が続き 皆緊張します。
修験道の僧たち8名ほどが一斉にほら貝を吹き始めます。

最初は、のぶとい音低い音色 その後 甲高い音色に変わり お堂の中が ほら貝の音で充満します。
その後、大太鼓が叩かれ、力強い低い音が鳴り響きます。 身体の中に その振動がシンクロされ 丹田の辺りが熱くなってきます。
いよいよ蔵王権現様のご降臨となります。

修験者の僧たちは、各々手に印を結び 指を鳴らします。 色々な「印」を結んでいます。何とも言えない重圧を感じてきます。
修験者の高僧の方の導きで、参拝者が全員次の言葉を合掌します。
「一心頂礼十方法界常住三方」「一心頂礼十方法界常住三方」「一心頂礼十方法界常住三方」と3度唱えます。

その時、お堂の奥にある蔵王権現様にライトが当たり ご本尊が浮かび上がります。
高さは7Mもありものすごい迫力です。 私は初めてこれを経験した時 腰を抜かしたような状態になりました。
今回は、3回目なので冷静に次第を見ることができました。しかし畏怖の気持ちは変わらず 自然と目頭が熱くなります。

本尊三礼、開祖三礼、懺悔文が唱えられます。時折真言が唱えられ何とも言えぬ大きな空気がお堂を埋め尽くします。
気が付くと なんか権現様にすべて見透かされているようで こころは畏怖の感情でいっぱいになります。

その後、修験者の僧たちの読経が流れていきます。
中央の高僧の方の祈願表白があり、国の安寧から東北の復興、参拝者のご加護などが延べられます。
途中、般若心経の合唱がはじまると大太鼓の野太く力強い音の中、参拝者は、かわるがわるご焼香していきます。

妙法蓮華経の神力品が2つ読経され、ご本尊の真言などが唱えられ全員三礼の後、終了となります。
高僧の方の方の講和があり、それが終わるとご本尊のまわりにある回廊をめぐります。権現様、菩薩様、仏様に御礼をして終了となります。

その後、普段入れない一段上の権現様のそばで手を合わせることができます。ものすごい迫力です。
何とも幻想的な体験と言えます。

金峯山寺は、大阪に住んでいるので2時間とかかりません。全国から参拝に来る皆様に申し訳ないくらいです。
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いつもお世話になるお宿でも、豪華ではないのですが、心を込めた料理の一品一品がとてもおいしく なんか実家に帰ったようで ありがたく料理をいただいています。 その晩はほんとうにぐっすり眠ることができます。

吉野は、日本でも有数な桜の名所で、かの豊臣秀吉の豪華絢爛な花見で有名な場所です。
皆様も 桜の花見以外にも できればぜひこの夜半拝観をご体験ください。 本当にお勧めです。 
南無蔵王大権現 合掌 ちょうど PVがあります。 どうぞご覧下さい。 PVをクリックしてください。


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